1月26日は、「文化財防火デーの日」です。1949年のこの日、法隆寺金堂が火災により壁画が焼損したことにちなんで、文化財を火災や震災から守るために制定されました。
1月26日は何の日ですか?
1月26日は、いろいろな記念日や出来事がありますね。
たとえば、次のようなものがあります。
- 文化財防火デー:1949年のこの日、法隆寺金堂が火災により壁画が焼損したことにちなんで、文化財を火災や震災から守るために制定されました。
- コラーゲンの日:1960年のこの日、日本皮革の西原富雄がコラーゲンの可溶化に成功し、特許を出願したことにちなんで、コラーゲンの利用や研究を促進するために制定されました。
- 帝銀事件の日:1948年のこの日、帝国銀行椎名町支店で行員12人が毒殺され、現金や小切手が強奪された事件が起こりました。この事件は冤罪とみられており、被害者への追悼や事件捜査の在り方を問うために制定されました。
- オーストラリアの日:1788年のこの日、イギリスから送られた流刑囚がオーストラリアに初上陸しました。これがオーストラリアの建国とされており、国民の祝日になっています。
- 共和国記念日:1950年のこの日、インドで新憲法が施行され、イギリスの統治から独立した共和国になりました。インドでは、この日にパレードや祭典が行われます。
他にも、語呂合わせや海外の記念日などがあります。
文化財防火デーの日の由来について
文化財防火デーの日の由来は、1949年1月26日に法隆寺金堂が火災により壁画が焼損したことに基づいています。この事件は国民に強い衝撃を与え、文化財保護の必要性が高まりました。その後、文化庁と消防庁が、文化財を火災や震災から守るとともに、文化財愛護の意識を高めるために、1955年にこの日を「文化財防火デー」と定めました。以来、毎年この日を中心に、全国で文化財防火運動が展開されています。
文化財防火デーの運動について
文化財防火デーの運動は、文化財を火災や震災から守るために、文化庁と消防庁が協力して、毎年1月26日を中心に全国で行っている活動です。具体的には、次のようなことをしています。
- 文化財の防火設備の点検や整備を行います。
- 文化財所在地で防火訓練や消火器の使用訓練を行います。
- 文化財防火デーポスターやパンフレットを作成して配布します。
- 文化財防火に関する啓発や教育を行います。
文化財防火デーの運動は、貴重な文化財を災害から守るとともに、国民の文化財愛護の意識を高めることを目的としています。
文化財防火デーの日にはどんなイベントについて
文化財防火デーの日には、全国の寺社や歴史的建造物で防火訓練が実施されます。これらの訓練は、火災を未然に防ぐための重要な手段であり、関係者だけでなく一般市民にも防火意識を広めることを目的としています。また、文化財を守るための様々な啓発活動が行われ、文化財保護に関するセミナーやワークショップが企画されることもあります。
例えば、令和6年の文化財防火デーでは、姫路城や東京国立博物館などで大規模な防火訓練が行われました。また、築地本願寺では、消防車を使った火災訓練披露が行われました。その他にも、各地で文化財防火デーに関連するイベントが開催されています。
文化財防火デーの日には、貴重な文化財を災害から守るとともに、国民の文化財愛護の意識を高めることができます。ぜひ、文化財防火デーのイベントに参加してみてください。
法隆寺金堂について
法隆寺金堂は、奈良県斑鳩町にある聖徳宗の総本山の寺院です。金堂は西院伽藍の中心で、釈迦如来を本尊として安置しています。金堂は飛鳥時代に創建されましたが、天智天皇9年(670年)に全焼し、和銅4年(711年)までに再建されました。現存する金堂は、世界最古の木造建築物の一つとされています。
金堂の建築様式は、入母屋造り二重の瓦屋根と下層の裳階(もこし)の板葺きの対比、奥深い軒下の垂木(たるき)や雲斗・雲肘木などが特徴的です。金堂の内部には、国宝に指定されている銅造薬師如来像や銅造釈迦三尊像、木造四天王像などの仏像が安置されています。金堂は、日本の古代仏教美術の傑作として高く評価されています。
文化財を火災や震災から守っているパンダのイラスト写真




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